これからの「社会の変え方」を、探しにいこう。 - Industry-Up Key Dialogue「ソーシャルイノベーションとしての新産業共創とは」
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これからの「社会の変え方」を、探しにいこう。 - Industry-Up Key Dialogue「ソーシャルイノベーションとしての新産業共創とは」

これからの「社会の変え方」を、探しにいこう。

SUNDRED 代表取締役 パートナー留目真伸です。
『スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー ベストセレクション10 これからの「社会の変え方」を、探しにいこう。』この素晴らしい本を、真っ先にこの手でページをめくって、匂いを嗅いで(笑)、著者・訳者・編集者・SSIR-Jのチームが文字に込めた想いを想像しながらページをめくる喜びたるや・・・。

さて、想像どおり、というか、想像以上に素晴らしい内容です。SUNDREDでやろうとしている新産業の共創と目的・文脈・想い・課題認識など多くの点でシンクロし、これが新しい価値創造のスタンダードになっていくのだ、という衝撃に近い感激と確信を得るに至りました。

冒頭の井上さんのメッセージ、「わたし」から物語を始めよう、に記された今の世界の認識は是非広く共有したいと思います。「わたし」を取り戻すことで分断を超える、というアイデアは、「インタープレナー」が新産業共創の主役になっていく、というSUNDREDの考え方そのままです。

"「集団」を単位とした発想だけで取り組むと、なかなかその壁を越えられない。それぞれのプレーヤーがどうやって「集合」的に力を発揮するのか。立場の違いを超えて、大切なものをつくりうために協働しあう時だからこそ、それぞれが「わたし」という存在に立ち還ることで、これまでになかった選択肢が増える"

10個の厳選された論文も、どれも考えさせられるものばかり。本当に多くの学びがありましたが、今の時点での自分なりの気づき(本文のサマリーではありません。主観が多く入っています)を文字にすると下記の通り。

- ソーシャルイノベーションは、特別なものではなく、全ての人と組織、社会にとって必要なもの。大きな価値を創造するシステムをクロスセクターの協働によって実現していくことが重要。

- 多くの人が個別の組織のメンタルモデルを超えて「わたし」を認識することからスタートし、対話し、現場で学び、境界を越えて働きかけ、ツールキットをつくって暗黙知を共有していくことで、新しい価値創造の仕組みを創り上げ、それを普及させていくことができる。

- システムリーダー(インタープレナー)同士が繋がり、知識創造を加速していくことで、一気に新しいパラダイムを創り上げていくことができるかもしれない。

- 私達は、長らく慣れ親しんできた「個社を経営する」という経営から、それを超えたレイヤーでシステムを創り上げていく経営に移行していくチャレンジに直面している。システムと個々の事業体の関係性はもっと堀り下げられていく必要がある。投資家・経営者・労働者の関係性が固定されたものではなくなっていることから、もっとフレキシブルでレジリエンスな社会全体の参画型経営モデルが創れると思う。

- お金の流れに基づくビジネスモデルだけではない、人の共感に基づくハピネス(ウェルビーイング)モデルを実証を通じて明らかにし、両者の掛け合わせを考えるタイミングにある。

- 大きなシステムの共創において、事業体そのものもメタ認知の対象として手段として捉えるべき。SUNDREDの新産業共創プロセスにおける「トリガー事業」の共創というのは十分に現実的な方法論かもしれない。

- Bコープ・ムーブメントなど、企業と投資家も変わり始めているのはとても望ましいこと。(ただ、やはりシステム全体をどう構築していくのか、ということを考え、その文脈に即したものであるべき。)

- 一人に直接影響を及ぼすものは、全員に間接的に影響を及ぼすというカーブカット効果のアイデアは重要。目の前の問題を無視しないで、まずはやってみる。

- システムの共通のアジェンダ、共通の測定システム、相互に補強し合う取り組み、継続的なコミュニケーション、活動をサポートするバックボーン組織、など、新たな価値創造の仕組みづくりは、個々の事業体のレイヤーを超えた新たな経営の仕組みに他ならない。

- SUNDREDでの新産業共創の取り組みはまさにこの仕組み創りであり、多くの経営者、個人(インタープレナー)と、この新しい価値創造の仕組みづくりとその社会実装に取り組んでいきたい。

まだまだ理解が足りない部分もあるので、今後何度も読み返すことになるでしょう。そして多くの人とこの新しい認識について対話していきたいと思います。

井上さん、チームの皆さん、素晴らしい本を本当にありがとうございます!!


Industry-Up Key Dialogue「ソーシャルイノベーションとしての新産業共創とは」

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「Industry-Up Week Autumn 2021」のKey Dialogueとして「ソーシャルイノベーションとしての新産業共創とは」を開催します。

Key Dialogue:当日のアジェンダ

17:00~ オープニング 
17:05~ 井上英之 氏 × SUNDRED株式会社 代表 留目真伸によるイントロダクション・トーク
17:25~ 井上英之氏x留目真伸x「対話者」による対話「わたしから始まるソーシャルイノベーションと新産業共創」 
18:00~ クロージング
※詳細は変更する可能性がございます。

イベント概要

【日時】2021年9月16日(木)17:00 - 18:00
【場所】オンライン / Industry-Up Week Autumn 2021で開催
【参加費】無料
【参加申込】EventHub申込みフォーム
※「Industry-Up Week Autumn 2021」内のコンテンツとして、EventHubより配信いたします。

Industry-Up Week Autumn2021(オンライン 無料)


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新産業アクセラレーター SUNDRED株式会社の公式メディア。外資系IT等で代表取締役社長兼CEOを含む要職を歴任したプロ経営者、留目真伸の『実現すべき未来』や『事業構想』メッセージ。インタープレナーや新産業共創プロジェクトの活動レポート