「ナラティブカンパニー」本田哲也 × 留目真伸 対談:新産業エコシステム共創とナラティブの時代を語る
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「ナラティブカンパニー」本田哲也 × 留目真伸 対談:新産業エコシステム共創とナラティブの時代を語る

皆さん、こんにちは!
SUNDREDディレクター/ナラティブコーチのななみん(河野七海)です。どんよりとした曇りの日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?今週のSUNDREDはオンラインイベントの立て続けで、私は毎晩PCの画面に夢中でした(笑)

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さて、私が聞き入ってたイベントとは、SUNDRED主催の【今夜はIndustry Up:「ナラティブカンパニー」出版記念】イベントでした。PRの専門家である著者本田哲也さんとSUNDRED代表留目真伸さんが対談で、今の時代は企業のビジョンを一方的に生活者に発信するのではなく、ナラティブを活用した世界観を生活者と共有することが重要であると、熱く語り合っていました。

今夜はIndustry Up:「ナラティブカンパニー」出版記念

なんだか気になるぞ!でも、見逃した!とガッカリしている方は、SUNDRED公式YouTubeチャンネルに公開しているイベント一部の録画を是非ご覧ください。


そもそも、なぜ私はこのイベントに参加したのか。

私は3年前、コミュニティ・オーガナイジングと言うリーダーシップ手法を通して、ナラティブを語ることが人の心を動かし、価値観を共有し、社会を変えることが出来ることをNPOコミュニティ・オーガナイジング・ジャパン主催のワークショップで実体験をして学びました。ナラティブには凄いパワーがあるのだと確信を持ちました。

そこで思いました。

もし、一人ひとりが自分の大切な想いをナラティブに込めて語れるようになると、みんなの声で身の回りの社会課題が次々と解決できる世の中になるのではないか?そんな未来に希望を感じて、私はここ数年間コミュニティ・オーガナイジングのコーチ、そしてナラティブの講師として活動してきました。

私は、社会課題を解決する草の根運動を視点にナラティブを活用してきたので、企業のPRではナラティブをどう活用するのか、その違いや共通点に興味がありました。

記念すべき第1回目「今夜はIndustry Up」には約50名の参加者が集まりました。参加者のバックグラウンドは様々で、大企業からフリーランス、経営者、新規事業部門、マーケティング部門まで、広い領域の方々に興味を持って頂きました。

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まず、オープニングではSUNDRED代表留目さんから、SUNDREDの新産業共創に関する活動とその活動の中心となるインタープレナーのご紹介がありました。新産業を作るためには多様なステークホルダーとの目的共創が鍵となり、その取り組みの中心には必ずナラティブがあるとのことです。

SUNDREDが開発した「新産業共創プロセス」の最初のステップ「目的の共創」には、この新産業の世界観をナラティブに落とし込み、オープンな対話を繰り返しながらナラティブの形成と強化をします。この最初の段階が最も重要です。

例えば、フィッシュファーム産業プロジェクトでは、陸上養殖が成長領域であることは間違いない、そして、その領域の成長のために必要なステークホルダーの洗い出しも戦略的に取り組めば整理はできます。しかし、事業計画だけでは産業は作れません。実際にステークホルダーが集まったところで、このチームは一体どんな世界観を目指すべきなのか。それを明確にした共有目的を作るにはナラティブを活用します。

まさに、SUNDREDは書籍にご紹介頂いた通り、「ナラティブカンパニー」なのです!

本田さんと留目さんの対談では、エコシステム共創の時代がナラティブの時代と重なることについて語られました。

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多くの大企業は新規事業を成功させるためには、もう自社では抱えきれないほど複雑な社会になってきていることに気付いています。まさに、共創をしなければいけない社会になっているのです。他社とエコシステムを共創するためにはナラティブのアプローチが必要です。

また、スマートフォンとSNSの普及に伴い、誰もが自分の声をネットで発信することができる時代だからこそ、生活者は企業のストーリーより自分の身近なストーリーの方に関心が高まっています。つまり、生活者に響くメッセージを伝えるためには、企業のオーセンティシティー(自分らしさ)が問われています。企業は本気で自社のナラティブに取り組まなければ、生活者には直ぐに見抜かれてしまうことが対談で話題になりました。

特に、コロナ禍によって世の中の「共体験」が強まったと考えられます。私たちは共にコロナ禍の困難を体験することで、お互いの価値観を確かめ合う切っ掛けになったため、それぞれの価値観と合う人同士で繋がる社会が促進したとのことです。その背景があり、SUNDREDのインタープレナーコミュニティも「越境」「社会起点」「価値創造」と言うキーワードに共感する人々がオンラインで集まることができるようになったのでしょう。

以上、【今夜はIndustry Up:「ナラティブカンパニー」出版記念】イベントのレポートでした。


今後のSUNDREDと本田さんの活動についてお知らせして終わりたいと思います。

SUNDREDの活動について

SUNDREDのインタープレナーコミュニティでは、6月15日にコミュニティ限定のナラティブ・ワークショップを開催します。私ななみんがファシリテーターとして、インタープレナーの皆さんがインタープレナーの活動をすることになった切っ掛けである原点のストーリーから、仲間を巻き込むナラティブに磨き上げる学びの場を提供します。このナラティブを使って共有目的に向けた共創が始められます。

ナラティブを活用した共創に興味がある方は、まずインタープレナーコミュニティにご登録ください!


また、ナラティブ・カンパニーに関する本田さんの登壇イベントが今後続きます。新産業共創とは別の切り口でナラティブについて興味がある方は、ぜひ以下のイベントもご確認ください。

本田哲也さんの活動について

日本マーケティング協会「ナラティブカンパニー」西口一希氏との対談
6月4日 16:00-17:30

日本経済新聞社 伝える力支援講座
「ナラティブマーケティング」ロッテ 小川貴昭氏との対談

6月11日 14:00-15:00


ナラティブカンパニー


最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました!
今後SUNDREDは、引き続ぎ豪華なゲストをお招きし、様々な視点から新産業の共創について対話を続けて行きます。次回の「今夜はIndustry Up」をお楽しみに。


スキありがとうございます!
新産業アクセラレーター SUNDRED株式会社の公式メディア。外資系IT等で代表取締役社長兼CEOを含む要職を歴任したプロ経営者、留目真伸の『実現すべき未来』や『事業構想』メッセージ。インタープレナーや新産業共創プロジェクトの活動レポート